2006/08/28

愛は地球を

街中では、
なにやら黄色いTシャツを着た人々が、
わいわい騒いどりましたが。
 
今からする話は、
前に一度話した事があると思うけど、
非常に教訓的な話なので、
もう一回します。
これを後世に語り継ぐ事が、
僕に与えられた一つの使命だと思うので。
 
忘れもしません。
あれは、数年前の事ですよ。
日テレが、
愛がどうだ、地球がこうだと
例のあれをやっているその裏でですね、
何を思ったのでしょうか、
テレ東は
「エマニエル夫人」
を放送してましたからね。
それも、日曜日のお昼の2時に。
堂々と。
ぬけぬけと。
しゃあしゃあと。
お前等の愛はいったい地球をどないしたいねん。
 
おそらく、
批評というものを行動で表した結果、
そういう事態になったのでしょうが、
誰か止めなかったのかよ。
いくらなんでもラジカル過ぎませんか。
いや、おもろいけど。
おもろいけどね・・・。

2006/08/26

今はダメ(ラフ)

あー、冷凍チューペットをかじりながら失礼しますよ。
さて、くらげでも描くかな。
 
夜中の12時を過ぎてるのにですよ。
ベランダで蝉が鳴くんです。
全力で。
まあ、
短い夏を彗星のように駆け抜ける蝉の
あせる気持ちも分からんでもないですが、
いくらなんでも真夜中に鳴かれちゃ、
こっちだって迷惑ですよ。
冥王星だって可哀そうですよ。
 
鳴くならどこかよそで鳴いてくれと、
追い払おうと思って窓を開けたらですね、
そしたら、
そしたら蝉が部屋の中に侵入しまして。
 
これが後に言う、
千日戦争の始まりです。
 
そこから先の、
デーヴィッド・カパーフィールド式のドタバタは、
皆様の想像にかたくないところです。
僕も蝉も全力で戦いました。
死力を尽くして。
資力の限り。
視力が無くなるまで。
15回裏までやって、
再試合。
みたいな。
 
最終的に蝉は、
ベランダから入って、
玄関から出て行ったわけですが。
彗星のように、
僕の部屋を駆け抜けたのです。
 
飛び去る蝉の背中に向かって、
僕は言ってやりました。
「来年、また来いよー」
と。
蝉は何も言いませんでした。

2006/08/17

ラピュタ

最近、ジブリのアニメを見返してまして。
ジブリというか、宮崎アニメね。
「ハウル」と「トトロ」はこの間、
テレビでやってたので、
とりあえず「カリ城」を見て
(ついでにYou Tubeで「死の翼アルバトロス」も見た)、
次に「魔女宅」を見て、
そいで今「ラピュタ」を見終わったけど、
やっぱラピュタが一番好きだな。
 
さすがに、公開から20年も経ってるので、
今の目で見てみると、
ムスカの狂気が多少類型的に見えたりしますが、
これはしかたないでしょう。
こういうキャラって、その後のさまざまなメディアで
さんざん見てきましたからね。
他にも、
それまで連れ去られたり、
救出されたりの連続だったお姫様シータが、
ラピュタ内のムスカとのやりとりで
「土から離れては生きられない」
的な思想を口に出したりして、
急に自発的なキャラに変わっている部分などに、
多少の違和感を感じない訳でもないです。
そんなこと言う娘じゃなかったのに。
ただ、当時の宮崎アニメは、
今ほど国民的なものではなかっただろうし、
宮崎駿自身がエコロジカルな作家であるという理解も
それほど高くはなかったでしょうから、
思想を直接的な言葉にしておかないと
理解されないのではないかという危惧が、
ああいう形になったんじゃないかとは思う。
なにより、
もともと子供向けに作られた作品だろうからね。
 
それにしても、
もう何回見たか分からないけど、
何回見てもおもしろい。
いったい何回見てるんだろう。
「ハウル」も結構、5、6回は見てるけど、
これはおもしろいから何回も見たんじゃなくて、
何回見てもおもしろさがよく分からなかったから。
原作まで読んだけど、
結局、今でもよく分からない。
やっぱり、かわいい女の子が出てこないと駄目?
 
そういや、
ラピュタのDVDがいまだに売れ続けている
というニュースをどっかで見たけど、
逆に言うと、後を継ぐ作品が出なかったってことでしょう。
こういう、王道の漫画映画的な冒険活劇物が制作されなくなった、
もしくは制作できなくなった、
成立しなくなった背景はいろいろあるでしょうが
(極簡単に言うと時代のせいとか)、
残念ですね。
今は、監督一作目がいきなり
「ゲド戦記」
みたいな世の中だから。
見てないけど。

2006/08/16

水玉のやつ(下絵部分)

さて、青い絵でも描くかな。
 
先日、
カールのカレーがけがもう一度食べたい
という旨の発言を致しました。
その発言は、
社会に虐げられた一個人の
真摯で誠実な心の叫びとして、
皆様の脳髄の敏感なところに
深く深く刻み付けられたと
聞き及んでおる次第であります。
その時、確かに、
僕と皆様はひとつになったのです。
光ファイバーコミュニケーションが回路全開したのでしょう。
たとえ、我が家がいまだにADSLであったとしても・・・。
そういうのも、
いいじゃない。
 
と、思ってたら、
なんか、普通にカールのカレーあじが売ってるし!!
その名も、
 
『昔ながら元祖カレーあじ』
 
スーパーでそれを見つけた瞬間、
あまりのタイミングの良さに、
僕は、これがテロである線を疑わない訳にはいかず、
「貴様、俺の目を盗みやがったな!!」
と声高に吠え、
腕を滅茶苦茶に振り回したりして、
周りにたむろしていた買い物客数人を
いたずらに傷付けてしまったわけですが、
それが、杞憂であることが分かると、
僕は狂喜乱舞し、
得意のハッスルダンスを披露してしまうはめになり、
その結果、
周りにたむろしていた買い物客数人の
HPを80程度回復させてしまったわけですが。
 
なんでしょう、
言霊っていうんでしょうか。
やっぱり、
想いって、
言葉にすると力をもって、
本当になっちゃうんでしょうね。
 
ある日、僕の部屋に荷物が届くんですよ。
やけに大きな荷物が。
で、なぜか中からガサガサ音がしたりして、
なんだろなあと思って開けてみると、
中からメイド服を着て、
眼鏡をかけた双子の妹がですね・・・。 

2006/08/09

ソーダ(したえ)

台風到来!!
こりゃ、一日中大雨かなと思ってたら、
思ったよりも、
というか全然雨が降らず、
まあ、風が多少強い程度だったんですが、
それよりも驚いたのは、
空の色でしたね。
 
昼間、まあさすがに雲が多かったですが、
それでも、雲の切れ間から、
一部青空が覗いていて、
割合としたら、
雲7青空3
といったところでしょうが、
問題は、その青空の水色のなんと鮮やかなことか!!
ちょっと、どう形容していいのか分からないですけど、
明らかにいつも見ている空の色とは違うんですよ。
彩度が段違いに高いんです。
なんていうか、
日本にいるとは思えないような、
どこか異国の地にでも迷い込んだような、
そんな気さえしてくる空の色でしたね。
なんでしょう。
台風の日は空気が違うんでしょうか。
 
かと思えば、夕方、
世界がいつもの夕焼け色にじゃなくて、
黄色に染まったので、
再びびっくりしました。
黄色って。
黄昏っていうのは、
本当はこういうのをいうんじゃないかと思いましたね。

2006/08/05

恥ずかしいコト

ちょっと小腹がすいたので、
サンドイッチとゼリーを食べようとおもったんです。
真夜中に。
深夜2時くらい。
きっと寝ぼけていたんでしょうね。
ゼリー食べるのに、スプーンを洗おうと思って、
何を思ったのか、
サンドイッチを洗ってしまったんですよ。
はっ!!
と気付いたときには、
もう手遅れ。
サンドイッチぐしゃぐしゃ。
サンドイッチぬれぬれ。
水のサンドイッチ-2
を錬成してしまいました。
  
このように僕は、
何かをやろうとして、
間違ってとんちんかんな何かをやってしまう
という過ちを比較的よく犯してしまいます。
寝る前に歯を磨こうとして、
間違って顔を洗ってしまい、
目が覚めて眠れなくなってしまったり。
カップ焼きそばUFOを作ろうとして、
いきなりカチカチの麺にごちソースをかけてしまったり
(結局、最終的に、ただのソースをかけて食った)。
しょっちゅうです。
 
なかでも一番ひどい間違いがあってですね。
これは、僕が今まで経験したなかでも、
最上級に恥ずかしい、
ペタハズカシス体験なのですが、
今こそ語ろう
『月見バーガー事件』!!
 
近所のスーパーで買い物してたんですよ。
で、そのスーパーの隣にマクドがあって、
ちょうど月見バーガーのキャンペーンをやってたんです。
それで、月見バーガー食べたいなあ、
帰りに買って帰ろうと思って、
買い物してるときにずっと
月見バーガーのことばっかり考えてたんです。
忘れてはいけないなあと。
そしたらですね、
レジに商品をおいて、
パートのおばちゃんが「いらっしゃいませ」と言った瞬間に、
「月見バーガーください」
と言ってしまいまして。
・・・
あの瞬間、
確かに時間が止まった。
僕は永遠を感じたんだ。
・・・
そん時の、おばちゃんの目を
僕は一生忘れないでしょうね。
とても、人間が人間を見ているときの
目とは思えない目をしてましたね。
人間というのは、このような目ができるのかという。
あの時ほど、透明な存在になりたいと
思ったことはなかったです。
もちろん、月見バーガは買わずに、
全速力で走って家に帰り、
すぐさま冷たいシャワーを浴び、
布団にくるまって二時間泣きました。
 
まあ、そのおばちゃんと、
後にあのような関係になろうとは、
誰が知りえたでしょうか・・・。