2007/05/05

「わたし、気になります」

米澤穂信
読んでます。
先月のユリイカで特集やってたのみて、
いっちょ読んでみるかと思って。
そういや、
西尾維新もユリイカの増刊かなんかをみて、
「どうだか」
と半信半疑な感じで手を出したら、
えらいことになったなあ・・・。
戯言ですけど。
 
とりあえず、『春季』、『夏季』を読んで、
ああ、これは完全に表紙に騙されましたね。
いい意味で。
だって、あの表紙みたら、
もっと、こう、なんていうか、
ほんわりとしたメルヘンチックな話なんかな
と思うじゃないですか。
中身は結構スリリングでした。
特に『夏季』。
狼でした。
 
そいで、
ついさっき、『氷菓』を読み終わったよ。
『ブレイブストーリー』でも観ようかと思ってたけど、
開始20分で全く話についていけなくなったので
(つらい時つらいと言えた僕)、
代わりに読み始めたら、
ちょうど映画が終わる頃に読み終わった。
この手軽さがいい。
これが、デビュー作ということですが、
小さな謎がやがて大きな謎に収束していく
というスタイルは最初からそうだったのね。
まあ、多少、伏線が分かりやすかったかなあ
という感はありましたが。
いやいや、でもなかなかなかなか。
続きが読みたいです。
読みます。
「わたし、気になります」

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めてコメントさせていただきます。
米澤穂信、特に古典部シリーズが大好きでほりおさんのイラストが見られてとても嬉しいです。
文庫にはまだなっていませんがクドリャフカ、よいですよ。
「わたし、気になり…ません。」

ほりおじゅんいち さんのコメント...

どうも、こんばんは。
えー、ホーリオーです。
灰色の人生を過ごしています。
合言葉は、
「やらなくてもいいことを、全力で。
やらなければいけないことは完全無視」

いいですね、米澤穂信。
派手さはありませんが、
ひかえめなキャラの立て方とか、
低い目線に好感がもてます。
間違っても超能力バトルには
ならないだろうという安心感。

とりあえず、
「愚者のエンドロール」を買ってきて、
ぼちぼち読もうかなと思ってるところです。
図書館にあればよかったんだけど、
なかったんで身銭を切って買いましたよ。
もし、お暇でしたら、
クドリャフカ(ってどういう意味?)を
全部テキストデータにして、
UPしてもらえませんかね。
一字一句もらさずに。

それでは最後になりましたが、
お前は(ホータローが初対面の千反田さんを
”お前”呼ばわりしてましたが)、

「すこんぶ役」

で気にするな。