2007/07/21

ダイビング上の方

上の方はいまこんなことに。
 
色を塗るというのは、
ある意味数学に近いところがあるのですが。
 
こっちにこの色おいたら、
その色を生かすために
そのまわりの色をこう変えて、
そしたらあっちに比べてこっちがちょっと重くなるので、
あっちの方をもうすこし濃くして、
そうすると今度はそっちの方とのバランスが崩れるので、
そっちをいじってみたならば、
やっぱり前の方がよかったかなあと迷いだし、
どっちにしたらいいのかと、
にっちもさっちもいかなくなり、
湿地に足元をとられた僕は、
そのうちエッチなことを考えだしてしまい、
ポッチのこととか、
タッチしてみたいとか、
いかんいかんこんなことをしていては、
ピッチをあげなくてはいかんと思うのですが、
やはりムッチムチの誘惑が、
えっちらおっちらと・・・。
 
こういう風にして絵はできあがっていくのです。
 
『時かけ』
みました。
絵描きながら横目でちらちらと。
正直、最初の一時間くらいは、
「俺の苦手な青春物かよ、
しかも主役はバカなドジっ娘だし、
あーイラッとくる」
と毒づきながら、
かなりのマイナス補正でみてたんですが、
後半は完全に手止まってましたね。
いいじゃん。
時かけ。
 
あかん、手動かさんと。
次描くやつ、もう決まってんだから。
次はサイクル的にエロいのです。
いや、エロとかそういうのじゃない。
えー、人間の性の本質を冷静な視点で
偽りなく真正面から真面目に真剣に
冷酷なまでの視点でとらえ、
それを絵画という平面空間に解体、再構築した、
その独特のタッチでとらえられた、
その独自の画風はもはや、
もはやどうにも・・・
 
いっっっっっけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーー!!!!!
 
 
上の方はいまこんなことに。

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